コーヒーカップ
STORY
ドイツ・ベルリン生まれのコーヒーカップ。Kaffeeform社は、コーヒー豆を挽いたときに出るかすに注目した。コーヒーかすをアップサイクル(*1)し、丈夫で美しいコーヒーカップを製造している。カップの補強にもバイオベースポリマー(*2)やデンプンを使用。これらはすべて再生可能な原料で、石油を使わない。
ごみになってしまっていたコーヒーカスを有効活用したカップでコーヒーを飲む。たまには普段の生活とごみ、そしてその循環について考えてみるのもいいかもしれないですね。
*1:アップサイクル
アップサイクル(Upcycle)とは、リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる考え方です。https://upcyclejapan.org/upcycle/*2:バイオベースポリマー
直訳すると、動植物由来の分子のことで、自然界の動植物から豊富に持続的に得られる資源のことを指します。
バイオベースポリマーが分解したり,燃やしたときに発生する二酸化炭素は,原料の植物がもともと空気中にあったものを吸収したものなので,二酸化炭素排出量に見なされない「カーボンニュートラル」な材料であるため,地球温暖化を防止する観点からも注目されている。